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皆様からお寄せいただいた代表的な質問と、当社からの回答をご紹介いたします。

製造技術について
Q ナフテン系ベースオイルとパラフィン系ベースオイルにはどのような違いがありますか。

A 原油は、いろいろなタイプの炭素と水素との化合物が、様々な割合で混ざり合って存在する『混合物』です。ナフテン系ベースオイルはナフテン系原油から、パラフィン系ベースオイルはパラフィン系原油から、それぞれ製造され、いちばん大きな差は、パラフィン系ベースオイルには、分子量の大きい長い鎖状のパラフィン系炭化水素、すなわち通常(パラフィン)ワックスと呼ばれる物質が含まれている点で、ナフテン系ベースオイルには、元来この物質が含まれていない点です。
このことはベースオイルの流動性に大きな影響を与え、パラフィン系ベースオイルはワックス分を含むことから流動点が高く、ナフテン系は流動点が低い(即ち、低温でも流動性がよい)という特色を生むことになります。


Q ベースオイルの安全基準について教えてください。

A ベースオイルの「発ガン性」の基準は、IARC(国際ガン研究機関)の評価結果を基にしたOSHA(米国労働安全衛生局)基準とIP346法DMSO(ジメチルスルホキシド)抽出物量によるEU(欧州連合)基準(通称、PCA基準ともいわれます。)と2つあります。日本では平成9年4月1日より、石油連盟と(社)潤滑油協会が発ガン性の指針の内容を世界の動きに合わせ、人の健康を守るため、両基準をクリアしなければ「人に対して発ガン性がある」と定義しています。
当社の製品は、この両基準をクリアーした安全品です。

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経営について
Q 三共油化は、経営の多角化についてどの様に考えているのですか。

A 当社の経営の基本は「本業の石油精製に特化する」ということです。
ナフテン系潤滑油製造およびブローン・アスファルト製造という大きな柱を経営の中心に据え、これをしっかりと追求しています。このことからこの両分野においては、国内では、他社の追随を許さぬ圧倒的なシェアを有するまでに成長してきています。
また、工業用・自動車用潤滑油分野においても、今一つの柱に育て上げるべく、育成を計っており、日本有数の専業メーカーに育ちつつあるところです。
もちろん、新たな製品の開発も行っていますが、これらはマーケット・ニーズを踏まえつつ、あくまでも本業の周辺分野で、当社の蓄積した経験・知識が活用できる分野を開拓するという考え方で行っています。


Q 経営上の特色について簡単に教えて下さい。

A 当社の経営上の特色は、次の2点に集約されます。
まず第一に、特定の事業分野に特化した経営を行っていること。半世紀にわたりナフテン系潤滑油とブローン・アスファルト製造を手掛けてきており、この分野では、技術力および設備能力において、国内で不動の地位を築いています。石油精製業に分類されていますが、当社は燃料供給会社ではなく、高い技術力により生み出されたニッチな製品を提供する工業用原料の供給会社です。 第二は、健全な財務体質の会社であること。過去の健全経営の結果として、自己資本比率が70%を超えており、磐石なる財務体質を誇っております。

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